古着Tシャツで作るバックパッチ：手縫いでデニムにカスタムする始め方ガイド

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古着Tシャツで作るバックパッチ：手縫いでデニムにカスタムする始め方ガイド
古いバンドTシャツを「一生もの」のバックパッチに。動画では、モチーフの切り出しから縫い代の折り込み＆仮縫い（なみ縫い）、ジャケットへの仮止め、厚手の針と糸での本縫いまで、ミシン不要の手順を丁寧に解説。糸の結び方やシンブルの使い方、ピンの向きなどのリアルなコツも。時間はかかるけれど、出来上がりは上々。コメントからのQ&Aもまとめて安心して始められます。

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Table of Contents
  1. 古いバンドTを唯一無二のバックパッチに
  2. パッチづくりのステップガイド
  3. きれいに仕上げる手縫いの基本
  4. デニムジャケットへの取り付け
  5. 完成！手づくりを着て出かけよう
  6. まとめと次の一歩

動画を見る：DIY: How to Create Your Own Back Patch Using an Old T-Shirt（YouTube）

デニムの背中に、自分の大好きなTシャツを堂々と。ミシンなしでできる手縫いのバックパッチは、時間をかけるほど愛着が増します。ソファの上でも、通勤電車でも、少しずつ針を進めればOK。完成したときの達成感は格別です。

Woman in orange hair showing off her denim jacket with patches.
The presenter proudly displays her denim jacket adorned with various patches, including the one created in the tutorial, demonstrating the customizable style.

学べること

  • Tシャツのモチーフを切り出して、折り込んで整える下ごしらえ
  • まち針（や代用クリップ）での固定と、なみ縫いでの端処理
  • デニムジャケットへの正確な位置合わせとピン打ち
  • 厚手の針と糸で行う最終の縫い付け（装飾効果のある縁）
  • 結びのコツ、シンブルの使い方、安全管理

注意

  • 本稿は動画と視聴者コメントの内容のみをもとにしています。具体的なステッチ名のうち、ジャケットへの取り付けに用いた名称は動画内で明言なし。コメントでは「ウィップステッチ（オーバーステッチ）」という見解がありました。

古いバンドTを唯一無二のバックパッチに

手縫いで作るバックパッチの魅力は、自由度と持続性。動画の作者は、ミシンを使わず針と糸だけで最後まで仕上げます。時間はかかりますが、移動中の短時間でも少しずつ進められるのが手縫いのよいところ。完成後は長く楽しめる一着に。なお、本編では機械刺繍の道具は登場しません（例えば磁気 刺繍枠 for brotherのような用語は関連ジャンルに存在しますが、本動画の手順では不使用）。

Hands laying out an old white 'The Smiths' t-shirt on a table.
The initial step involves laying out an old t-shirt, in this case 'The Smiths' band tee, to identify and prepare the motif for the back patch.

プロのコツ

  • 縫いの最初と最後は、糸端を輪にして針を通し直す“二度通し”の結びでしっかり固定。
  • 右利きなら右手にシンブル（指ぬき）を。デニムに進む後半ほど指の保護が重要。
  • 仕上がりイメージが揺らぎにくいよう、ピンはできるだけ同じ向きに揃える。

パッチづくりのステップガイド

  1. モチーフを切り出す（下準備）

Tシャツを平らに広げ、入れたいモチーフの周囲をざっくり切り出します。最終的に縁を折り込むため、この段階のカットは“きっちり”でなくて大丈夫。のちほど約1インチ（2.5cm）程度の折り代を残すよう、周囲を整え直します。

Hands trimming the rough edges of the t-shirt motif with yellow scissors.
After an initial rough cut, the presenter precisely trims the edges of the t-shirt motif, leaving an approximate one-inch margin around the design for later folding.

クイックチェック

  • 折り代が確保できるだけの余白が残っているか
  • 切り欠きやギザギザが大きすぎないか（後で微調整可）

注意

  • モチーフぎりぎりを切ると折り代が確保できません。近づきすぎた場合は、あとで折り幅を小さくするなど調整を。
  1. 折り込みと位置合わせ

デニムジャケットを平らに置き、背中にモチーフを仮配置して全体像を確認。次に、モチーフの外周を内側へ折り込み、縁を整えます。この折り込みが最終の見栄えを左右するので、角を意識して四隅から丁寧に。

T-shirt motif placed on the back of a denim jacket.
The t-shirt motif, now roughly shaped, is placed on the back of the denim jacket to visualize its position and size before the edges are folded and sewn.

まち針で仮止め 折り込んだ縁を「モチーフ自身に」まち針で留めます（ジャケットにはまだ留めない）。ピンが足りなければヘアクリップでも代用可。要は折り代が戻らなければOKです。

Hands folding the edge of the t-shirt motif inwards.
The raw edge of the t-shirt motif is carefully folded inwards, creating a neat hem that will be secured in the next sewing step, ensuring a clean finish.

クイックチェック

  • しわ・たるみが出ていないか
  • 折り幅が大きくばらついていないか

- ジャケット上での位置が大きくズレていないか（この段階は概ねで可）

Hands pinning the folded edge of the t-shirt patch.
The folded edges of the t-shirt patch are pinned securely to themselves, preparing the hem for sewing and preventing it from unfolding during the process.

実用小ワザ ピンが尽きたらヘアクリップを活用。幅広で面を押さえられるので、一時固定には十分です。

Hair clips used as substitute pins.
When flat pins run out, hair clips are repurposed to hold the folded edges of the patch, demonstrating resourcefulness during the pinning process.

コメントから

  • 「薄手Tシャツの補強は？」に対し、視聴者は芯地やHeat n Bond/Bondawebなどの接着テープを提案（本動画では使用せず）。機械刺しゅう向けの道具名が話題に上ることもありますが（例：janome 磁気 刺繍枠）、本件は“手縫い”前提のやり方です。

きれいに仕上げる手縫いの基本

  1. 端の「なみ縫い」でパッチ化

白い糸を針に通して玉結びし、折り込んだ縁をひたすら「なみ縫い」。動画では、針を裏から入れて前へ進める方法と、布をすくってまとめて進める方法の両方が示されます。縫い終わりは、糸を引き切らない小さな縫いを2回つくり、できた輪に針を通して締め、ほどけ防止の結びに。

Hands threading a needle with white thread.
The presenter threads a needle with white thread, preparing it for the running stitch that will secure the folded edges of the t-shirt patch.

プロのコツ - 結び目が小さすぎると抜けやすい。輪に2回通してから締めると安定。コメントでは“マジックノット”を推す声も（本編での実演はなし）。

安全第一 - 針は作業後すぐ「決まった場所」に。作者も「座って針を踏む」事故を避けるよう注意喚起しています。

ここまでで、「単体のパッチ」が完成。裏側の見た目は気にしなくてOK。最終的にジャケットに縫い付けます。

  1. 位置決めとピン打ち（本番前の最終調整）

ジャケットにパッチを戻し、背中の中心や縫い目などを目印に水平・垂直を整えます。今度はパッチとジャケットを貫いてピン留め。ピンの向きを合わせると、縫いながらの取り外しがスムーズです。

クイックチェック

  • 真ん中に来ているか、傾いていないか

- 表面に凹凸がないか（中にたるみが残ると仕上がりに響く）

デニムジャケットへの取り付け

厚手の針＋好みの糸色（動画ではグリーン）。裏から針を入れ、デニム側にしっかり刺してから表へ戻す連続ステッチで、パッチの周囲を一周します。ステッチが縁に「アクセントのフレーム」を作ってくれるのが見どころ。作者は「もう一周して濃い縁にするか迷ったが、今の見た目が好き」とのこと。

ヒント

  • ステッチ名称は動画で明言されませんが、コメントでは「ウィップステッチ（オーバーステッチ）」との指摘が複数。名称にこだわらず、デニムへ確実に“入って戻る”ことを優先。なお、産業用刺しゅうの文脈ではbarudan 磁気 刺繍枠などの用語を見かけますが、本作業は手縫いなので不要です。

仕上げ - 縫い終わりは端処理と同様に輪へ通して締める結びで固定。ピンを全部外し、余分な糸をカットして完成。

注意

  • 厚いデニムで針が折れそうなら、より太い針に変更。シンブルで押し進めると安全。機械縫い・接着を勧めるコメントもありますが、本動画の方法はあくまで手縫い前提です（たとえばdime 磁気 刺繍枠のようなアクセサリは本動画の範囲外）。

完成！手づくりを着て出かけよう

背中いっぱいのモチーフは、唯一無二のステートメント。動画の最後では完成品を着用して披露。縁のグリーンが効いて、視線を集める仕上がりです。

ケアの目安（コメントより）

  • 作者はまだ洗濯実績なし。ただ「裏返し・ボタンを留めて・やさしいコース」でいけそうとの見立て。保護のために枕カバー等へ入れる提案もあり。
  • 「折り込み＋二度縫い」が補強に効くとの声。素材が薄ければ、別途芯地や接着テープでの下補強も検討（本編では未使用）。

コメントから（要旨）

  • 「既製のバックパッチがないバンドでも、Tシャツから作れて助かった」
  • 「釣り糸や二本取りでさらに丈夫に」という工夫案（本動画での採用はなし）
  • 「やるならアイロン接着で…」という意見に対し、作者は「後で外したいので手縫いを選択」

まとめと次の一歩

・ミシン不要、針と糸でOK。折り代をきちんと作る→なみ縫いでパッチ化→位置合わせ→周囲を一周縫いで固定。この流れを守れば、初めてでも美しく仕上がります。 ・時間はかかります。作者も通勤やスキマ時間に分割して進めました。焦らず、好きな音楽でもかけながらどうぞ。 ・色糸で“見せる縁”を作ると、即戦力のビジュアルに。一本仕上がると、次がもっと楽しく。

最後に

  • 本プロジェクトは手縫いDIY。機械刺しゅうや磁気フレーム等（例：mighty hoop embroideryや磁気 刺繍枠 for bernina）の情報を探している人もいるかもしれませんが、この動画の範囲には含まれません。同様に、babylock 磁気 刺繍枠や磁気 刺繍枠 for embroideryといった関連ワードも、今回は“使わない前提”の補足として触れるに留めます。目的に合わせて手段を選びましょう。

Q&A（抜粋） Q. そのまま切ってジャケットに縫っちゃダメ？ A. 可能だが、折り代を作ってから縫う方が整いやすく、縁取りの糸色も活きます（作者の回答）。

Q. どのくらい保つ？ A. 作者は長期に問題なしとの所感。洗濯は未実施だが、やさしく扱えば現実的との見立て（詳細は上記「ケアの目安」）。

Q. 薄い生地は？ A. コメントでは芯地や接着テープの案。本編では不使用。接着剤跡を避けたいなら手縫いが無難。

次にやってみるなら

  • 小さめワッペンも同手順で量産可能。生地端の処理とステッチ幅の練習に最適。
  • 別色の糸で二周目を足して、より強い“フチ感”を作るアレンジも面白い。

おまけ

  • 関連ジャンルを調べると、baby lock 磁気 刺繍枠や磁気 刺繍枠などの語が出てきますが、いずれも本動画の手縫いプロセスでは不要です。必要な道具は、針・糸・はさみ・まち針（またはヘアクリップ）・シンブルのみ、とシンプル。自分のペースで、好きな一着を育ててください。